督促OLシリーズ

督促OLシリーズを読んで返せない人・感情労働を知る

6月12日のなんで買ったノートは、榎本まみさんの『督促OL』本2冊(業務日誌と修行日記)。

なんで買ったの?

  • 仕事で借金問題や債務整理のサイトを運営していて、借金する人の心理を学びたかった
  • 以前から「督促OL」の話をネットで見て知ってはいて、仕事もっと頑張るぞいモードに入ったので読もうかと
  • 経費で落としちゃるとまとめて2冊購入

借金に縁がない人なんているんすか?

大学時代の友人に会い「なかじは最近なにしてるの?」と聞かれて

「借金問題をどう解決するか~とか、CMでやってる過払い金とかのことをまとめたサイトつくってるのよん」って答えたんだけど、ふーんなにそれという顔をされた。

シャッキン博士と学ぶ借金解決方法

シャッキン博士と花子ちゃんと太郎くんが借金問題の解決法やCMで話題の過払い金請求などの情報をわかりやすくお伝えするサイト。ないほうがいいけど、縁があればぜひご覧ください。

わかんないよね。

それでいい。それがいい。

借金とか債務整理とか、知る機会がないほうがいいと思う。

「任意整理が~」って話してもぽかんとしてる子のほうが絶対幸せだ。

 

でも、借金は身近にある。

生活費やギャンブル・風俗のためのお金だけじゃなく、奨学金を借りたり家や車を買う時も、人は借金をする。

  • お金を借りて、また借りて、返すために別の場所から借金する人
  • 身体を壊し失業して、生活費が払えなくなって自己破産してしまう人
  • 奨学金が払えず自己破産して、親に借金がまわってきて親も個人再生する家族

そんな人たちがいることを知るのは、悪いことではないと思う。

そして、どんな借金でも日本には解決手段があることを学べたのはよかった。

 

「解決できない借金問題はありません」

とかってサイトに書くたび、いや実際そうなんだけど、そんな言葉鵜呑みにできない状態の人いっぱいいるよねって思う。

自分の書く言葉に重みがないように思える。

私の両親は10年以上前に債務整理してるし、今私も奨学金でとんでもない額の借金抱えてるんだけど、いまいち実感が沸かないので、督促OLさんの書籍で学ぶことにした。

キャッシングの督促コールセンターというブラック部署

督促OLさんが働いている部署は、クレジットカード会社のキャッシングの督促をするコールセンター。

カードでお金を借りて、返さない(返せない)人に「返済忘れてない?」「いつだったら払えますか?」って電話で聞くお仕事をしてらっしゃる。

相手はなんらかの事情があってお金を返せない人だから、せっぱつまってて「ふざけんな」とか「殺すぞ」とか怒鳴られまくるんだそうな。

つらーーーーーー。

督促OLさんは、メンタルをやられて身体に異変が起きてもやめない。すごい。

新人さんはバッタバッタと辞めていって、何年かするうちに同期の戦友たちもひとりまたひとりと辞めていく。

それでも辞めない。続ける。

「上が怖くてやめるって言えないんです(笑」みたいに書いてるけど、それだけじゃないよね。

続けられる人って本当にすごい。

感情労働

お金を借りて返せない人の心理もたくさん学べたんだけど、ほーーーと思ったのは、感情労働という言葉。

初めて聞いたんだけど

  • 肉体労働
  • 頭脳労働
  • 感情労働

があるんですって。

感情労働は自分の感情を抑制することでお金を得る。「心を売る」なんて言葉があるけど、まさにそれだ。

中略

感情労働をする人々は、たとえお客さまに一方的に罵詈雑言を浴びせかけられたとしても、反論せず黙ってそれに耐え、相手のプライドを満たし満足させることを求められる。

榎本まみ『督促OL 修行日記』p143より一部抜粋

私の知人にも、感情労働している人がいる。

話を聞くと「それで辞めないのか~すごい」と思うことが多々あるんだけど、そうやってお金を稼いでいる人もいるのね。

そんな職場辞めなよ!と言ってしまいたいけど、無責任なことは言えない。

 

督促OLさんも「苦しんで苦しみまくって解決方法を模索すると思ってもみない成長をすることもある」というようなことを言ってるし、そこでしか身につかない技術とかタフネスが磨かれたりするんだろうな。

コールセンターで働いてストレスをため込んでる友人に読んでもらったら、なにか改善の糸口が見つかったりするだろうか。

久しぶりにブログ拝見したら、結婚されてそれもブログにされてはる!この人やっぱすごいバイタリティー!

督促OL結婚ブログ


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