6月19日のなんで買ったノートは、龍記の刀削麺(坦々麺なんだけど、いくらか忘れちゃった……700~800円くらい?)。
なんで買ったの?
- 恋人に「どうしても連れて行きたい店がある!」と言われた
- 着いた先は桜台にある中華料理屋だった
- 何度も店の前を通ったことがあるけど、なんとなくメニューが多いので(専門性が低いのかな?と思って)入らずにいた
- 中華の気分じゃなかったしお腹もそんなに空いてなかったけど(普段は食事の主導権を私にまかせっきりの)恋人が「ぜひ入ろう」と推してくるので入店
- 恋人が「これこれ!」と刀削麺を注文した
It’s Automatic
西武線の桜台の駅から降りてすぐのところに、龍記はある。
店の壁には料理の写真がたくさん飾られていて「火鍋」や「しゃぶしゃぶ」「食べ放題」という言葉が踊る。のぼりも揺れる。
こういう情報が多い・食べ放題を推してくる店は、味に自信がないんじゃないかと思って敬遠してしまう。
※のぼりが胡散臭い(というかどっかで見たことあるデザインの)店もあんまり信用しない。レンチンのものばっか出てきそうじゃない?
でも、恋人が「何回か行っておいしかったし、ぜひ見てほしいものがある」と言ってきたのでついて行くことにした。
恋人が頼んだのは刀削麺。
私は
「ああ、店主の方が麺を削る様子がアトラクションなんでしょ
でも私そういう店も行ったことあるし、だいたい予想ついちゃうな」
そんなかわいくないことを考えていた。
でも違った!想定外だし、驚いたし、めっちゃ笑った。
刀削麺を削っていたのは、ご主人ではなく
ロボットだったのです!(デデン
偽ウルトラマンみたいなロボが麺を削る削る(笑
麺を削るだけでなく、目と胸のランプが七色に輝くギミックが超かわいい。
先行者みたいなチャイナを久しぶりに感じました。
出てきた刀削麺はこんな感じ。
おいしそうでしょ?おいしかった!
麺はきしめんみたいに太くて長さが割とバラバラ。おいロボ!(笑
山椒のきいたスープがおいしくて、れんげで何杯もスープをもらってしまった。
私はそんなにお腹空いてなかったので
- ピータン豆腐
- ごま団子
- ココナッツジュース
を注文しました。どれもおいしかったけど、ごま団子の餡がごまでジャリジャリした食感がよかった。
ロボットのお名前は?
とご主人に聞いたら、中国の方だったようで言葉が通じにくかった。
まごまごしていると、ホールのおばさま(日本人女性店員)が
「うーーーん。チョウ2号!この人(ご主人)がチョウだから、2号!」と笑いながら答えてくれた。
ぶはは。チョウさんも笑ってた。私も恋人も笑ってて、ユートピアみたいだった。
本名は「機甲厨神」
ちょちょっと調べてみたら、中国で大量生産されてる「機甲厨神」という量産型の刀削麺ロボットだということが判明した。
人件費削減などの目的があってつくられたらしいけど、チョウさんがかなりの割合を手動で操作してたから、チョウさんが削ったほうが効率いいし、味もうまいんじゃないのかな……
錦糸町の中華料理屋にも、刀削麺ロボの進化版がいるみたいだけど
この量産型フォルム&顔(偽ウルトラマンっぽさ)を置いてるのは、桜台の龍記だけなんじゃないかな?
もっと店の人にインタビューするんだった!
龍記はもっとロボットを推したほうがいいと思う。次行ったら店員さんに伝えたい。
サイトないから食べログで。
アクセスもそこまで悪くないし、ネットメディアとかで取り上げられたらバズってお客さん来そうだけどな。
「一次情報かも!」とニヤニヤしてしまった。
東京別視点ガイドさんとかがまだ書いてない、思いがけないおもしろい店探して行きたいよ~。