
引用:http://www.ktv.jp/otosan/
仕事のための本を読まなきゃいけなかったのに、観る気のなかったドラマを観てしまった。
フジテレビ 火曜22:00~今日から放映が始まった『お義父さんと呼ばせて』。
遠藤憲一VS渡部篤郎 カレと父は同じ歳!愛とプライドを賭けて、2人の51歳のおじさんが激しくバトル!はたして、幸せな結婚へと無事に辿りつけるのか!?
フジテレビ『お義父さんと呼ばせて』番組内容より
観ようと思っていなかった理由を先に言うと
- 「カレと父は同い年だった!」というコメディ。観たことありそう
- ストーリーやキャストに斬新さや話題性があるわけじゃない
- ドラマ観る時間もそんなにない中で「どうしても観たい!」と思えるドラマじゃなさそう
渡部篤郎とW主演をつとめる遠藤憲一(以下、エンケンさん)は好きだけど、そこまで観る気にはならなかった。
でも、横目で見始めたら止まらなくなってしまった。
1月19日のなんで買ったノートは、フジテレビ『お義父さんと呼ばせて』。
※買ってません。民放最高
なんで買ったの?(観たの?)
1.エンケンさんがかわいい
去年テレビ朝日で放映された『民王』もエンケンさんが主演だった(こっちの方が菅田将暉とのW主演っぽいけど)。
激シブな声(ナレーション)やVシネの極道といったイメージが強かったけど、最近は怖い顔とのギャップを生かした愛嬌のある役が多い。
※顔もかわいいと思うけど
今回のドラマも、年下の女性に振り回されたり、全速力で走ったり、エアロビ踊れてなかったり、オロオロ・タジアジするところを見て「あ~エンケンさん、かわいいな~」って愛でるためのドラマだと思う。
ドラマが終わった後、律儀につぶやいているところもかわいい
遠藤です。ドラマ楽しんでいただけましたか。 林宏司さんのオリジナル脚本がとにかく面白くて、新しい台本が届くたびに大笑いしています。次もその次も面白いよ。 また来週も見てね。
— 遠藤憲一 (@enken_enstower) 2016, 1月 19
あと、ホームページが阿部寛並みに質素なのもかわいい。わかりやすいし。ちゃんとリンク貼ってあるし
2.脇を固める俳優陣がいい
28歳年下の彼女=ヒロインは、蓮佛美沙子。
2000年に木皿泉脚本ドラマ『Q10』で初めて見た女優さん(当時は高校生役。メインヒロインはあっちゃんだった)で、気になるな~と思っていたら、かわいいだけじゃない。演技が残るとても立派な女優になられていた。
今回は「猪突猛進なリケジョ」という設定だけ聞くと「?」となる一歩間違えるとワガママでウザくなってしまいそうな役柄をチャーミングに演じている。
ヒロインの母親役には、和久井映見。
昨年放映された古沢良太脚本の月9『デート〜恋とはどんなものかしら〜』でも、ヒロインの母親役だったけど、なんだろう。おもしろいし、かわいらしい。
デートの時の役と全然違う母親像なんだけど、見ていて安心感がある。
ヒロインの兄弟役の中村倫也も気になるし、中村アンもこのぐらいの役で別のドラマにも出てる。
さらに、ヒロインのおじいちゃん役(老人ホームに入ってもマダムをナンパして手を出してしまうプレイボーイ)の品川徹(80歳)もおもしろい。
そしてなんと、エンケンさんの同僚役に伊藤修子まで出ている。み な ぎ っ て き た!
3.セリフの掛け合いがおもしろい
脚本は『医龍-Team Medical Dragon-』『離婚弁護士』『BOSS』『ハゲタカ』シリーズの林宏司。
医療や弁護士、金融などの専門分野が題材のドラマが多かった人だけど、純粋なコメディーというかラブコメを書いてもおもしろい人なのかも。
人情出すのもいい感じ。
セリフの掛け合いがおもしろかった。
特に、渡部篤郎に品川徹がうしろからミサイルみたいなボケを連発するのはおもしろかった。
全ての人に「絶対観た方がいいよ!」ってドラマではないけど、微笑ましく見られてエンケンさんにキュンキュンできるところがオススメです。
※割と敬称略です