4月4日のなんで買ったノートは、noteで中村珍が連載している電子コミック『レズと7人の彼女』の2号目と3号目(あわせて1200円くらい)。
※敬称略でいきます
なんで買ったの?
- noteを始めたばかりの頃に、初めて買ったのが『レズと7人の彼女』1号目だった
- キックボクシング帰りの電車でtwitterを見ていたら、中村珍のツイートがリツイートされていて、思い出した
- 圧倒的に紙派の人間なので、電子書籍を買うのはあまり好きじゃないのだけど、1号目を読み返すうち、続きが気になって仕方なくなった
中村珍のことは、前から気になっていた。
本屋で見かけた『羣青』というまんがの表紙の絵(人物の顔)の筆の強さというか、表情の複雑さに惹かれて手に取ったけど、なんとなくその時の気分に合わなくて買わなかった。
noteがローンチされて、中村珍が『月間コミック無職』という媒体を始めたと聞いて、noteも使ってみたかったし、なにか買ってみるかとなって1号目を買った。
『羣青』の表紙の絵とは全然違う、抜け感のある絵だし主人公(中村珍本人)の目も点なのに、なんで感情の機微をこんなに描けるんだろう。伝わってくるんだろう。
おもしろくて一気に読んだし、更新も楽しみにした。
話の内容は、タイトルの通り。
レズ=中村珍と(同時に付き合ってる)7人の彼女についてのお話。
※7人の彼女と同時に付き合うってどういうこと!?という方は、ぜひお試し読みを
一番新しい彼女「仙台さん」とのなれそめが話の大半。
仙台さんのしぐさや言葉が、ズルくて魅力的ででも実は○○で「ぐぬぬ」となってしまう。
「目が泳ぐ」という描写で本当に目ん玉を泳がせてみたり(しかも川やインク壷の中やコーヒーの中で)ギャグも書くんだけど、リリカルなところにキュンときてしまう。
7人も恋人がいるって感覚が最初は信じられなかったし、薄情な人なのかなと思っていたのだけど
まんがを読むと、彼女の言うとおり「本当に一途を増やしただけなのかも。とも思う。
まれに、そういうドラマチックな恋愛が7つ平行してに起きてしまうような人がいるんだな……とも思う。
ここまでググっときてしまうなら、電子書籍もアリかも!
ぜひ読んで!
なんで買ってよかったと思ったの?
『レズと7人の彼女』はすごくおもしろくて、恋の多幸感でいっぱいになったけど
※自分が昔、尊いと感じた(自分ではドラマチックだと思っている)恋のシーンを思い出して共鳴した。まだ伝えてないけど好き同士の糸をつたうような感覚(?)を思い出してじーんとなった
noteのコンテンツは、クレカを登録しておけば1クリック(タップ)で買えるから「1200円、簡単に使っちゃったな。紙のまんがなら3冊買えたかも」なんてことも考えていた。
でも、家に帰ってお風呂中で藤野英人の『投資家が「お金」よりも大切にしていること』を読んでいたら
自分がステキだなと思ったこと(もの)に自分のお金を使う行為は、そのステキな商品を提供してくれている会社やそこの従業員と同義である。
藤野英人『投資家が「お金」よりも大切にしていること』 P113 より
と書かれていて「私、珍先生のこと応援したいんだ!」としっくりきたから。
また、「みーんな同じような(チェーン店ばかりの)駅前になっちゃったな」って私よく言うけど、その責任の一旦は自分にある(私の消費の責任が社会に行く……格安チェーンばかりで済ませると、そういう店が増える)という教えにも、ビビビっときたので
自分が「いい」と思うものには、ちゃんとお金を使っていこうと思ったから。
投資家が「お金」よりも大切にしていること(リンク先から試し読みできます)