ランディングページづくりも、ターゲットのことを考えてつくることが大切ですが、例えば「40代女性」をターゲットにすると言っても、48歳と42歳では、趣味嗜好も全然違いますし、抱えている悩みも、その大きさも違います。
チームでLPを創る場合、デザイナーとディレクターの考えるターゲット像が違っては、軸がブレてしまいます。
そこで、あなたの商品やサービスを購入する、理想のターゲットの人物像=ペルソナを創ることが肝心なのです。
ペルソナは、自分の商品やサービスが一番利益を与えられる人です。チームでブレストなどを行うと特徴がつかめて、より具体化できます。
一般常識や自分の好き嫌いなどではなく、ペルソナがどう思うか、好きかどうかを軸に判断していくと
お客さまにフィットするランディングページができあがるのです。
あなたが創る画面の向こうにペルソナが実在する。と思ってページをつくっていくと良いでしょう。
ペルソナのつくり方を紹介していきます。
1,考える項目
- 名前
- 年齢
- 性格
- 職業
- 学歴
- 年収
- 家族構成
- 住所
- 趣味
- 好きな雑誌、テレビ番組、映画など
- 住んでいる部屋の雰囲気(家具や置いてあるものは、誰のためにあるのか?)
- ライフスタイルや日常の行動(忙しいか、自分のために時間をつくれる人か?)
- 夢や理想、目標など
- 情報収集源
- 「今のままではいけない、行動しなければならない」と本気で思った一日の様子をストーリーにする
これだけの項目があると「大変だな…」とも思われるかもしれませんが
どんな物や色が好きか、などお客さまについて具体的に考えることや、自分が知らない世界を学ぶのは楽しいことですし
感情移入しやすくなることで、よりお客さまのことを考えることができます。
たったひとりを考えてつくられたランディングページは、必ず売れます。売上につながります。
2,つくり方
- ひとりで考えず、チームで話し合う・ブレストする
- 現在、実在するお客さまに質問する
- 統計や調査をする。データを探す
- 教えてgooなどの質問系サイトや個人のBlog、SNSから、その年代の悩みを探して、その人のことも探る
(ネットストーカーのようですが、これはすごく効果的です。お客さまの悩みを発見することもできます。ただ、ネットで発言をするような人物という場合にあてはまるペルソナのみに有効な手段かもしれません) - ペルソナの年代や同じような嗜好の方にアンケートを行う
(例えば、50歳の女性の情報収集源に地域のフリーペーパーを挙げるが多いなど、意外なことが明らかになったりします)ペルソナが机上の空論になってしまわないよう、あなたの現在のお客さまと比べたり、お客さまの声をしっかり聞くこと。自分の知っている世界だけで描かないよう、ひとりだけで考えないことも大切です。また、自分にとって都合の良すぎるペルソナをつくっては、いけません。
嫌だと思うこと、あなたの商品やサービスに対してこうなればいいと思っていることなども考えましょう。誰にでも好かれようとすると、誰からも好かれない。
具体的なペルソナを創り、そのペルソナ中心で判断し、本当にあなたのお客さまのことを考えたランディングページをつくりましょう!