ランディングページをつくるのに必要不可欠なものに、キャッチコピーがあります。
お客さまは、長い説明文など読みたくありませんし、実際、読んでもらえません。
一言で、あなたの商品やサービスを知りたいのです。
もしも、あなたがLPをつくっていて「この文章を読んでもらえば……」などと思っているとしたら
その考えは、捨てましょう。大抵の場合、読んでもらうことなく、スクロールされたり、他のサイトに移動されてしまいます。
サイトをつくる上で”お客さまの順路をつくる”というのは、とても大事なことです。
行き止まりになったり、どこがゴール(問い合わせや資料請求)かわからないページは、お客さまを迷わせ不快感を与えてしまいます。
ランディングページの場合、下へ下へと読み進めていってもらうのですが、その部分に興味が持てなければ、その下の部分を気にさせることができければ、読み進めてもらうことは、できません。
そこで有効なのが、キャッチコピーです。
キャッチフレーズやキャッチコピーと言うと、糸井重里さんの「おいしい生活。」や、サントリーオールドの「恋は、遠い日の花火ではない。」などが有名ですが
ウェブサイトやLPに使うキャッチコピーに、文学性や詩的な感覚は、あまり必要ではないのかもしれません(商品にもよりますが…)センスが(あればいいですが…)ないと感じている方でも問題ありません。
大きくわけると『売れるキャッチコピー』には、3つの型があります。
それは、”疑問””否定””共感”の3つです。
ダイエット器具のコピーを例に考えていきましょう。
1,疑問型
人は、質問されると無意識のうちに答えてしまう習性があります。
「また、これは何だ?」と思わせるようなキャッチーな言葉を使うのも効果的です。
例
「問診票に、正直に体重を書けますか?」
「スレンダードッカ~ンで、メリハリボディーを手に入れろ!」
「サバ読んじゃうよな~」「ドッカーンってなに?」などと自然に反応してもらうためのテクニックです。
2,否定型
否定されると反感をもたれます。もしかすると、お客さまに不快感を与えてしまうかもしれません。
しかし否定型のキャッチコピーには、言葉の強さがあり、響く人には、強い興味を持ってもらうことができます。
例
「あなたがしている効果の出ないダイエット、今すぐやめましょう」
現在一生懸命ダイエットをしている人には「なんだと~」と思われるかもしれませんが
同時に「じゃあどんなダイエットなら痩せるの?」と思わせることができます。グッと下へ誘導しやすくなりますね。
3,共感型
例
「遅くまで仕事して、食べたら、すぐ寝てしまう」
「そうなのよね~」「えっ!それって私のことかも?」と共感させることができると
お客さまとの距離がグーンと縮まり「自分になにかプラスになる情報があるかもしれない!」と下を読み進めてもらうことができます。
商品の強みだけにフォーカスし、この型を使えば、お客さまにLPを読んでもらえるコピーをつくることができます。他の商品に置き換えられるコピーや、説明文のようなコピーを書くのは、もうやめましょう!