私が所属している株式会社FreeLifeコンサルティングは、毎年12月
お世話になった方々へクリスマスカードを送っています。
今年も送るぞ!ということになり、恥ずかしい朝の表参道ロケからの……やっぱり社内で撮影し
かるーくデザインもして、印刷会社へ入稿しました。
図1:撮影を手伝ってくださった聞き上手の宮さんとマイボスせいきゅんのフライデー疑惑
目がどこまでも本気なんだよなこの人。
今年の10月にオフィスを明治神宮前(原宿)(HARAJUKU KOWAII)(糞おシャン)(イルミネーション1人で見ても全く面白くない)(パンケーキもポップコーンも買ってねーよ!でも流石にクレープは食べた♡)
に引っ越したのですか、印刷会社のサイトで住所変更の設定をするのをサッパリ忘れていたんですね。
絶望先生2期OP『空想ルンバ』はご存じのとおり神曲
今日のお昼ごろに会社に電話がきて
「荷物届けたんだけど引っ越してるから届けらんないよ!」って言われたんです。
でも、どうしても明日必要だったので「お願いだから明日には届けてほしい」ってお願いしたんです。
ほいだら「無理かもわからんね」って言われたんです。
私のせいでクリスマスカード計画が台無しに……って絶望しました。
絶望先生の再販ねんどろいどは買いました。
「じゃあ営業所まで取りにいかせてください!」って言ったら
「22:00以降にならないと荷物が帰ってこないけど、それでもいいですか?」って言うんです。
爆裂楽しみにしていたドラマ『独身貴族』の最終回とだだカブりしていたのでまた絶望しました。
絶望先生の2コンカラー版もかわいい。本当は2つ買って、シーサーみたいにしたい。
でも、最近聴いてる曲がスマイレージばっかりの私は
「ヤッタルチャン」と張り切ってしまいまして
夜更け過ぎに雪へと変わりそうなくらい冷たい雨が降る中
割とヘンピな配送会社へ行くことになったんです。
武蔵小杉駅からきさらぎ駅へ
21:50に武蔵小杉駅に到着すると
駅ビルのレストランの充実ぶりとトイレの美しさにびっくりしました。
栄えてた!
タクシー乗り場を探して、タクシーに乗り込むと
尋常じゃなくなまっているコワモテの運転手さんに当たりました。
「◯◯-◯◯-◯という住所に行ってください」と言うと
「こっからhdyくfyづdふうふxまで行くの?」と聞かれました。
つい最近、きさらぎ駅の怖い話を読んでいたので
「あれ、私これスレ立てしないといけないやつかな?」と焦ったのですが
(ナビの操作がスローモーション過ぎたので)一緒にカーナビにタッチする勢いで目的地を設定し
なんとか営業所まで乗せてもらうことができました。
リアル佐川男子を楽しみにしていると、若くてヤンチャそうだけど
ヤムチャには似ていない男子がえっちらおっちら荷物を探し出してくれました。
受け取り室は外にあって、凍え死ぬかと思いましたが、男子の笑顔で回復しました。
広い通りを 死んだ つもりで さまよった
ヘンピな営業所から武蔵小杉駅に戻らなければなりません。
雨あしはどんどん強まり、スニーカーからタイツ、足の裏、くるぶしへと
雨水が染み込み、私の生命力を奪っていきます。
「行きはよいよい帰りは怖い」とは良く言ったもので
営業所付近は夜ということもあり、車通りが少なくタクシーが通る気配がありませんでした。
ドラクエで毒の沼地を歩いているかのように、私の生命力が-2ずつ削られていきます。
寒い。痛い。寂しい。
さむいたびしい!
タクシーが来たと思えば「回送」また来た!と思えば「乗車拒否」
4台ほどのタクシーに乗れず、私はその1台1台を呪い始めていました
(HPは減るけどMPはどんどん湧き出てくる感じ)。
間違いに気づかなかった自分を呪い
乗せてくれなかったタクシーを呪い
車通りの少ない道路を呪っていくと
降りしきる雨の中、冷たくなっていく自分が
死にかけているような気持ちになりました。
BGM:坂本慎太郎『幽霊の気分で』
このまま家に帰れず凍死したら、見知らぬ土地で幽霊になるのか。
できれば、赤羽か池袋か江古田に出没する幽霊になりたかった。
そしたら「おまっとさんでした!」って言って、飛び出すんだ。
荷物を受け取ってから20分ほど経過し、呪いの呪文の詠唱が終わりかけていた頃
一台のタクシーが止まってくれたのです。
死んでもタクシーには乗らないと思ってた
明星タクシー。
まさに「ゆうばなまんじゅうぼし(沖縄の方言で「夕飯をほしがる星」の意)」宵の明星でした。
半分幽霊になりかけながら「こんな私でもいいの……?」とタクシーに乗り込むと
運転手のおじさんは
「寒いですね、こう雨が降って暗いとお客さんを見つけにくくて。待たせちゃってごめんなさいね。大変だったでしょ」と幽霊になりかけの私に笑いかけてくれたのです。
みるみるうちに身体が熱くなりました。体温が返ってくるのがわかりました。
やっと駅前に戻れるという安心感とおじさんの優しさに触れたおかげで、私は人間に戻れました。
わずか10分程度の時間でしたが、運転手のおじさんは聞き上手で
私の弱音をすっぽり受け止めてくれました。
おじさんに赤羽まで帰ることを伝えると
「一度ここから赤羽まで送ったことがあるよ。1万円くらいだったかな」と言いました。
無事に駅に着き何回もおじさんにありがとうを言い、料金を払った私が
「将来、たくさん稼げるようになったら、おじさんを呼んで赤羽まで乗せてもらいます」
と粋がると、おじさんは「1万円がもったいないよ、もっと大事なことに使いなさい」と言ってドアをやさしく閉めました。
本当に嬉しかった。
心のこもったサービスで人は死にかけても生き返ることができる。
ああもう私、何を言いたかったのかわからなくなっちゃった。
テンションだけでブログ書いちゃった。
でも私ブログかかなあかんねん。
それで、ネタができたな~ってなって帰りの電車でブログ書いて更新しちゃってん
何が言いたいのかわからないと思うんだけど許してください。
個人ブログ書くためのリハビリなんです
こんなつもりじゃなかったんです。
おまわりさん私やってません。
だけど、このページをご覧になって下さった方に幸せが訪れますように。
ありがとうございました。
明星タクシーの松林さん本当にありがとう。