月別アーカイブ: 2013年3月

ランディングページのクロージングとは?クロージングに一番重要な事

ランディングページで使われる言葉には、大きくわけて3つの役割があります。

1、キャッチコピー

2、セールスレター

3、クロージング

「セールスレターとクロージングって一緒じゃないの?」という声が聞こえてきそうですが……セールスレターは、ランディングページの本文。 クロージングは、締めの言葉だと私は認識しています。

締めの言葉=クロージングを最適化させることで、お客さまの心をがっちりと掴むことができます。

お客さまが納得して行動できるように、背中を押してさしあげましょう。

クロージングに有効な3つの要素

1、お客さまに納得・安心してもらう

例 「この商品は、添加物を一切受け付けない身体の私の妻のためにつくったものです。妻と同じ悩みを持つ方にも、ぜひお試しいただきたきたいです」

「売り上げの一部を、○○に寄付します」

「もし、ご満足いただけなかった場合は、全額返金いたします!」
(このように、お客さまのリスクを取り除くことを「リスクリバーサル」と言います)

2、行動するのは今しかない!と思わせる(緊急性)

例 「残り2個!」「今だけ、無料でプレゼント!」

3、今行動しないと、2度とチャンスが来ないと思わせる(限定性)

「お申込みは○○日まで!」「季節限定!」

マーケティングのテクニックとしては、2と3のように、緊急性や重要性をアピールしたり、リスクリバーサルを行うのが良いと言われています。

でも、クロージングで、一番重要なことは

あなたの想いを伝えることです。

ここで、私たちがLPOをお手伝いした、『劇的花屋』さまの例を見てみましょう。

贈る人も贈られる人も、一生の思い出に残るサプライズ

ファーストビューで「贈る人も贈られる人も、一生の思い出に残るサプライズ」というキャッチコピーを使っています。

劇的花屋さまは、フラワーアーティストの和田浩一さんがお花をデザインし、お届けするサービスを行っています。
ただの”お花屋さん”では、なく「サプライズを贈る」という強みを伝えています。

そしてクロージングでも

 

私どもが最も大切にしていることは、
”贈る人にも贈られる人にも一生の思い出になるようなサプライズ”を提供すること。

という風に、クロージングで再度強みを伝えています。

商品の強みをファーストビューで伝えていたとしても、クロージングで、もう一度言葉にして伝えましょう。
あなたのページを隅々まで読んで下さるお客さまは、そうそういません。大事なことは、繰り返し伝えましょう。

あなたの想いを、ハッキリと言葉にして伝えることで、お客さまに共感してもらいましょう。

ランディングページをつくるのに、マーケティングも必要ですが、あなたの想いを届けるんだ!という気持ちが何より大事なのです。


何者からかの手紙|活字好きに贈るガチャポンの新たな可能性

夕方にクライアントさまとの打ち合わせを終えて、ひとり、中野ブロードウェイを散策。

私はおもちゃオタクなので、ガチャポンやフィギュア、なにかのオマケなどを漁りに行くのが楽しみなのだけど、今日は、自費出版の本やサブカル本を扱う『タコシェ』にて、ハテナルキューンを発見しました。

売り場(店主の許可を得て撮影しております)

ポストのような木箱には

何者からかの手紙 と書かれており

活版のような風合いで 『○○からの手紙』 と印刷された、茶封筒が収まっています。

タコシェには

根本敬がデザインしたバレエシューズ
アレイスター・クロウリーのTシャツ
『地獄の血みどろマッスルビルダー』のDVD など

目を惹くものが所狭しと並んでいるのですが、このポストの佇まいは、とても異様で
ひと目見た瞬間に、ハートをがっちり掴まれてしまいました。

封筒を手に取り、まじまじと眺めると、本来、切手が貼られている部分には
150円と書かれたシールが貼ってあり、裏面には「手紙小説在中」と書かれています。

木箱に収まる封筒の中から『バスガイドの手紙』を選び、いそいそとレジへ向かい
ウキウキしながら帰宅。

バスガイドからの手紙。そそる!

普段使わないレターオープナーを使って封を開けると、藁半紙に印刷された5枚の掌編が姿を現します。

藁半紙なんて小学生ぶり!

藁半紙なんて小学生ぶり!

これには、ときめきました(ハテナルッキューーーーーーーン

▼ハテナのポイント
売り場にぽつんと置かれたポスト。『何者からかの手紙』という商品名

▼ナルホドのポイント
ただの手紙ではなく「何者からかの手紙」というコンセプトの手紙小説だということ

▼キューンのポイント
活字スキーをキュンキュンさせる、藁半紙や印刷の手触り
どんな手紙(小説)が書かれているか、開けるまでわからないワクワク感

ガチャポンの魅力は、中に何が入っているかわからないワクワク感にあると思います。

ガチャポンの機体に商品のビジュアルが描かれており
「この中のどれかが入っています」というのが一般的ですが

中には「シークレット」といって、何が入っているか本当にわからないものもあります。

『何者からかの手紙』という商品は

コンセプトも、そそりますし、
手紙という形式も、活字スキーを恍惚とさせます。

誰かからの手紙を選ぶという、不思議な喜び。
どんな人のどんな想いが書かれているか、想像する愉しみに溢れています。

『何者からかの手紙』には、ガチャポンの新たな可能性を感じます。

まるで、シークレットしかないガチャポンのようです。
(全部シークレットというガチャポンもありますが、そのほとんどが、余りもののハズレ景品を在庫処分するためのものです。アレとは違うで!!)

もっと集めたい。
もっと秘密を知りたい。
こんな商品が、もっと増えればいいのに。

そんな気分にさせてくれる、ハテナルキューンなシロモノでした。